劇団レトルト内閣 【演劇・大阪】

レトルト内閣からのお知らせ

誠に残念なお知らせですが、2012年3月31日をもちまして松本茜が一身上の都合により劇団レトルト内閣を退団することになりました。

松本は2006年の第12回公演より約5年、本公演作品では7作品、名実共にレトルト内閣の看板女優として活動してきました。
この5年間でレトルト内閣は大きく飛躍し、観客動員数も増加し続けてきました。その成長を役者陣の要として支えてくれていたのが松本であることは間違いありません。
今回の看板女優退団は劇団にとって痛恨の極みではありますが、今後は松本の役者精神を受け継いだ後輩達によって、レトルト内閣の新たな作品世界を皆様にお見せできるよう精進いたします。

松本はひとまずレトルト内閣を退団となりますが、再び劇場に戻ってくることを期待するとともに、その場がレトルト内閣の舞台であることを切に願います。
今後とも松本茜、及び劇団レトルト内閣への変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

松本茜より皆様へ

松本茜より皆様へ

ある時、三名刺繍は「演劇は旅だ」と言いました。

旅が有意義なのは、帰る場所があるからです。
レトルト内閣というHOMEにいられたこと、また、これからもそのHOMEはいつもそこにあり、私を見守ってくれるであろうこと。
その幸せをかみしめつつ、私は新しく、わがままな旅に出かけようと思います。

ひとりでは決して出逢えなかったであろう人々と出逢い、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。今の私は、とても満ち足りています。
今後は、よりゆったりと演劇と向き合い、そう遠くない未来に、また皆様と劇場でお逢いできることを楽しみに過ごしてまいります。

本当に、ありがとうございました。

レトルト内閣の松本茜と出逢ってくださったすべての皆様に、
ありったけの感謝を。
そしてこれからも、
私の大切なHOMEを愛してくださいますように。

2012年3月吉日
松本茜

劇団レトルト内閣

関西学院大学の演劇サークルを母体として2001年に結成した劇団。座長は川内信弥、演出・脚本・音楽は三名刺繍が担当。近鉄アート館・ABCホール・HEP HALLなど大阪の劇場を中心に演劇の舞台公演を行っている。