演劇や舞台の専門用語の意味や、劇団レトルト内閣に馴染みの深い言葉を解説します。
観劇マナー
観劇マナー(かんげきまなー)とは、演劇やダンス、伝統芸能や演芸などを鑑賞する際に求められる行儀・作法の事。
【飲食】
客席内での飲食は禁止されている劇場が多い。飲食が可能な場合でも、観劇中の飲食は避けた方が良い。
【喫煙】
劇場内は消防法により禁煙となっている劇場がほとんど。喫煙はロビー等の劇場指定の場所で行うこと。
【撮影】
主催者や劇場や劇団側に無断でビデオ・カメラ・携帯等で撮影・録音する事は法律で禁止されている。
【携帯電話】
携帯電話・PHS・ポケベル・アラーム時計の音は劇場ではかなり響いてしまうため、電源はOFFにするのがマナーである。バイブレーション設定にしていても、近くで観劇している人にはバイブレーションの音は気になるケースが多い。携帯電話の液晶画面の照明も暗い劇場内では周りの観客に迷惑がかかる。
【おしゃべり】
観劇中のおしゃべりは他の観客の迷惑となるので慎むべき行為である。コメディやコント作品などで、笑い声を出すことに関しては問題はない。
【開演時間】
開演時間にはなるべく遅れないようにする。万が一開演に遅れたときは、後方入り口から係員に案内してもらい、静かに着席する。
【服装】
ドレスコードは、一般的にオペラ→クラッシック音楽→バレエ→演劇の順に制限が緩くなる。しかし欧米と比べて、日本は観客の服装には厳しくない。小劇場での観劇に関しては、常識的な服装であればまず問題ない。
【差し入れ】
出演者等に差し入れやプレゼントを行いたい場合は、直接渡すのではなく、専用の窓口に預けるケースが多い。専用窓口がない場合は、受付で預かってもらえる。
【手荷物】
劇場へ行く際は大きな荷物は持って行かない方が無難。大きな劇場であればクロークで預かってもらえるが、小劇場などでは客席内に持ち込むため、座席が窮屈になってしまう。
【トイレ】
開演までに済ませておくこと。特に女性用トイレは並ぶことが多いため、早めに済ませておく。