演劇や舞台の専門用語の意味や、劇団レトルト内閣に馴染みの深い言葉を解説します。
赤ずきん
楽屋(がくや)とは、劇場やテレビ局などに備えられた出演者の為の控え室である。畳敷きであることが多い。
商業演劇を興行する大劇場では、主役ほか主要な出演者が個別に使用する為の「小部屋」と、端役やその他大勢の出演者の為の「大部屋」があるのが普通だが、数百人規模の新劇主体の劇場では、中程度の部屋が並び、出演者は数人単位で楽屋を共用するのが普通である。テレビ局では出演者それぞれに個室が与えられることが多い。
出演者はこの部屋で更衣・化粧等をして自分の出番を待つ。室内の設備で最も重要なのは化粧の為の鏡台であり、鏡の周囲を照明(電球)が取り囲んでいることが多い。その他全身を映せる鏡や、出番を確認するために舞台の状況を映すテレビモニターなどが用意されている。
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