平成28年度の文科省調査によると、「私は、自分自身に満足している」という質問に「そう思わない・どちらかといえばそう思わない」と答えた高校生の割合は54.2パーセントだった。この数字はアメリカや韓国に比べ圧倒的に多い。日本の若者の自身への満足感は諸外国に比べて低いことがここから読み取れる。
※参考資料「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」における国際比較(平成28年10月28日)
今作「エピメテウスの眼鏡」では、世界15ヶ国に広がる教育メソッド「ほめ育」とのコラボレーションが実現する。
「ほめ育」とは、ほめ育財団が提唱する「ほめることで人を育て、売り上げ・業績アップに貢献する」人材育成メソッド。
「褒め」の専門家のノウハウを、演劇という言葉の芸術に落とし込み、そこに音楽という伝えやすい表現を用いて作品化する。「エピメテウスの眼鏡」を通じて、演劇が世界をより良くするためにできることの可能性をひろげたい。
大阪で人気の劇団レトルト内閣さんに出会ったのは、1年ほど前のこと。劇団員の方々の熱い思いと、私たちほめ育財団の熱い思いが重なったら、すばらしい劇ができると実感しました。
音楽劇「エピメテウスの眼鏡」は、私たちの思いが実現した、最高傑作です。
「人はほめられるために生まれてきた!」
私たちは、この真理を追究し、広めるための活動をしています。
ほめ育(Ho-Me-I-Ku)を世界共通語に!
世界中の人たちが、平和で笑顔にあふれ充実した毎日を過ごせるように、「エピメテウスの眼鏡」を見てくださった方から、その輪が広がっていくように、祈っています。
1月26日(金)15時、1月27日(土)19時、1月28日(日)17時の回は、本編終了後に無料アフターイベント「ほめ育講座」開催。
ほめ育財団代表理事・原邦雄氏による「ほめ育」が、劇団レトルト内閣とのコラボレーションでパワーアップ。世界15ヶ国に広がる教育メソッドを是非体験ください。「人はほめられるために生まれてきた!」
レトルト内閣は、旗揚げ以来、一貫して楽曲を多用した作品創りを続けてきた。作品の鍵となるのは、脚本・演出を務める座付作家の三名刺繍が創作するオリジナル楽曲。
さらに、近年は楽曲の演奏にもこだわり、クラシックやロックミュージシャンとのコラボや、俳優による演奏にも挑戦。特に、一流バンドメンバーとのコラボレーションによる「ライブ演劇」は圧倒的な観客の支持を得ている。
2017年3月には、関西最大級の音楽と演劇の祭典「ミュージックアート館」に招聘され、ここでも生バンドを配したライブ演劇「オフィス座の怪人」を披露。サラリーマンの立身出世を迫力あるバンドサウンドによるオリジナル楽曲に乗せて描き、大好評を博した。
今作では、「オフィス座の怪人」のバンドメンバーが引き続き登場。サックスの武井努、ギターの菱沼カンタ、ベースの井上歩、バンマスにドラムの原口裕司。俳優が物語を演じ、バンドが音を刻む、唯一無二の観劇体験がそこにある。
前回本公演「オフィス座の怪人」プロモーション映像
華やかなのにダーク、B級なのに耽美という独自路線を開拓し続ける劇団レトルト内閣。その舞台はエンターテインメントでありながら、音楽から想起されるパフォーマンスアートとしても高評価を得ており、エレガンスロック演劇という独自のジャンルを切り開く。
2001年、関西学院大学の演劇サークルを母体として、座長・川内信弥(かわちしんや)を中心に旗上げ。演出・脚本・音楽は三名刺繍(みなししゅう)が担当。近鉄アート館、HEP HALL、ABCホールなど、大阪の劇場中心に2017年現在で26回の演劇公演を重ねてきいる。
第26回公演「オフィス座の怪人」
(2017年3月 近鉄アート館)
そのオフィスの地下書庫には怪人がいるという。その歌声は、出世に響くという。サラリーマンの、愛とロマンと冒険を歌い上げる壮大な音楽劇。
第24回公演
「まことに神の造りしをんな ― 智恵子抄 ―」
(2015年12月 ABCホール)
原点回帰のエレガンスロック音楽劇。
日本史上最も有名なラブストーリー・智恵子抄。
第22回公演「酔筆 奇術偏狂記」
(2014年8月 HEPホール)
脚本・演出の三名刺繍が、自らの祖父であるマジシャン・金沢天耕(1909-1995)をモデルに書き下ろした、ヒストリカル・マジック戯曲!!
第19回公演「金色夜叉オルタナティブ」
(2012年6月 HEPホール)
近代文学の金字塔、尾崎紅葉の「金色夜叉」を大胆リメイク!新解釈・エレガンスロック版「金色夜叉オルタナティブ」。