オカマバーから大阪市長に | 哀願ソワレ 作品紹介

大阪市長候補 エレガンス撫子

あらすじ:大阪市長選二日前、その若さと爽やかな演説で当選が有力視されていた松下健一の選挙対策事務所は戦々恐々としていた。
投票日を目前に松下健一が、「どうしてもこのまま市民をうらぎったまま当選できない、自分の真実を語る」といって聞かない。 秘書たちは必死で彼の告白を思いとどまらせようとしていた。なぜなら彼が言わんとすることは「自分は本当はオカマである」というのだ・・・

私たちの誰もが欠落やコンプレックスを抱えて生きている

作品コンセプト:現代は自分らしく生きる、未来に夢を見ることが非常に難しい時代である。そんな時代を、私たちの誰もが欠落やコンプレックスを抱えて生きている。人間は決して満たされない、不完全な生き物である。しかしその反面、不完全であるがこその強さも備えている。
劇団レトルト内閣は、そんな人間の多面性を陽気で哀愁たっぷりなニューハーフ達の生き様を通して描いていく。
哀願ソワレ ――― それはエレガンスロックが奏でるニューハーフ達の哀愁讃歌 ─―─ 劇団レトルト内閣/エレガンスロックについて

大阪市芸術創造館副館長 松原利巳氏コメント

レトルト内閣には2年間連続で芸術創造館マンスリーシアターに参加してもらったが、今年は芸創を卒業していよいよABCホールへ進出する。
レトルト内閣に僕が魅かれるのは、脇役の不思議な面白さだ。例えば事件を追って登場する度に必ず架空のあき缶を蹴って去る女刑事。蹴り飛ばしたあき缶がどこかに落ち、カランカランという響きを確かめるように虚空を見つめる、その目がいいのだ。一瞬、そこに秘密の世界の入り口が開かれる。
前作では、その入り口からミュージカル仕立ての魔界が出現して楽しませてくれた。さて今回は三名刺繍のどんな魔界が出現するのだろうか。

大阪市芸術創造館副館長 松原利巳氏コメント
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